東日本大震災と公共交通Ⅰ
-震災を乗り越え甦る鉄路とバス-

東日本大震災と公共交通Ⅱ
-復興から未来の交通まちづくりへ-

鈴木文彦 著
2018年4月刊行 

定価4,400円(税込)(各巻)
A5判 ソフトカバー Ⅰ巻336ページ Ⅱ巻328ページ

〈本書の内容〉
 バス業界をはじめ交通政策に精通する著者が、東日本大震災直後から7 年にわたり緻密な取材力を持って著わした渾身の著作が完成! 東日本大震災と公共交通機関全般を精緻に取材・分析した価値ある唯一の書!!

〈はしがきから〉
 2011年3月11日14時46分、東日本大震災が発生した。私自身も青森にいてその揺れと何度も襲った余震を体験、帰る手段をなくした。(中略)学生時代を仙台で過ごし、当時東北地方のバス事情を現地に見て回ったことが現在の仕事につながり、友人知人の存在はもとより東北地方の交通事業者や行政との交流も深い私にとって、東日本大震災は黙って傍観してはいられない出来事であった。

目次(抜粋)〈第1章から第8章までをⅠ巻、第9章から第15章をⅡ巻として収録〉
 第1章 東日本大震災の発生と被害 
 第2章 そのとき現場は
 第3章 震災直後の緊急輸送 
 第4章 復旧に向かう公共交通機関
 第5章 鉄道に代わり基幹交通の役割を果たした高速バス
 第7章 震災後の都市圏輸送
 第8章 全国への波及
 第9章 不通となった鉄道の代替輸送
 第10章  全国の交通業界の支え
 第11章   バスの特性を活かした災害時の輸送
 第12章   復興に向け
 第13章   沿岸部の鉄道復旧とBR
 第14章   過去の震災被害にともなう交通対応とその教訓
 第15章   まとめと教訓
 〇東日本大震災復旧の軌跡(時系列記録)

[著者略歴]
 1956 年(昭和31)山梨県甲府市生。東北大学理学部地学科卒業(1981)。東京学芸大学大学院修士課程(地理学)終了(1984)。以後、フリーの交通ジャーナリスト。月刊雑誌「鉄道ジャーナル」にレギュラーとしてバス・ローカル鉄道の記事を執筆するほか、交通専門誌などにバス・鉄道に関する論文・取材記事多数あり。その他地方自治体・交通事業者・交通労働組合などのアドバイザーを務めるほか、バスマップ等のインフォメーション制作、公共交通アピールイベントのコーディネートも行う。
 特定非営利活動法人日本バス文化保存振興委員会(NPO バス保存会)理事長
 東北運輸局地域公共交通東北仕事人/中部運輸局地域交通マネージャー