日本縦断客車鈍行の旅
-昭和五一年夏、旧型客車で稚内から長崎へ-

田中正恭 著
2018年6月刊行                     

定価1600円(税別)
四六判 ソフトカバー 224ページ

〈本書の内容〉
 40年前の旧型客車でたどる日本縦断の旅。昭和の鉄道旅の情景が鮮やかに蘇る勾玉の紀行書!今からおよそ40年前の昭和51年の夏、全国各地の幹線やローカル線では、蒸気機関車からディーゼル機関車、旧型の電気機関車に牽引された客車列車がのどかに走り巡っていた。その客車列車は、戦前戦後に製造された古色蒼然とした旧型客車だった。車両の両端にあるデッキのドアは手動式の開き戸で、開けっ放しで走っていることが日常茶飯事だった。客車鈍行が全廃されてしまった今、あの味わい深い鈍行列車の旅を本書で手に取るように味わっていただける傑作紀行!                 

[著者略歴]
 1955 年、神戸市生まれ。甲南大卒。紀行作家。生来の鉄道ファンを自認。1981 年に国鉄全線、2000年には国内の鉄道全線を走破。また、国鉄全駅の入場券を所蔵するなど切符収集家でもあり、国鉄民営化の際には、高島屋東京店で「国鉄全線大きっぷ展」を主宰。海外にも進出し、シベリア、オーストラリア、カナダの大陸横断鉄道など、世界27 ヶ国を鉄道旅行。鉄道を中心としたノンフィクション系の執筆活動を続けている。熱心なプロ野球ファンでもあり、通算観戦数1000 試合上。
 主な著書に『モンゴル発シベリア行商列車』(文芸社)、『鉄道全線三十年』(心交社)、『消えゆく鉄道の風景』(自由国民社)、『夜汽車の風景』(クラッセ)、『よみがえ、東日本!列車紀行』(クラッセ)、『終着駅』(自由国民社)、『プロ野球と鉄道』(交通新聞社)などがある。